絵本3.0

[1年前の西野亮廣エンタメ研究所の記事]

こんにちは、財前です。
今回も、西野亮廣さんが過去にサロン内で公開された記事を載せたいと思います。

オンラインサロン 投稿日2018年12月23日(日)

こんにちは。
『えんとつ町のプペル』を無料公開した時は炎上したのに、『新世界』を無料公開した時は称賛されたキングコング西野です。
さて。

『絵本』と『音楽』のコラボの件について、今一度、整理しておきたいと思います。
あ。あれです、次回作『チックタック ~約束の時計台~』の主題歌を国民的アーティストに依頼した件です。

整理しよう!

アーティストさん(および事務所)が楽曲を発表する時に求めている結果は、
①曲の認知
②印税収入
の二つだと思います。
ここさえクリアしてしまえば、形は何でもよくて、べつに『CD』じゃなくてもいいわけです(知らねーけど)。

作詞作曲の印税は、それぞれ1.5%といったところでしょうか。大物はもっとかな?

曲が世間に広まって、それぐらいの印税がアーティストサイドに振り込まれれば万事オッケーなわけですから、『絵本』と『音楽』をコラボする場合は、絵本の主題歌PVをYouTubeにフル尺でアップして、そのPVに絵本のイラストを使って、絵本を買ってもらって、“絵本の印税の3%ほど”をアーティストさんにお渡しすればいいと西野は考えました。

アーティストサイドも絵本を宣伝した方が自分の取り分が増えるので、ウィンウィンちゃん。
アーティストサイドに印税をお渡しすると、当然、僕に入ってくる印税は減るのですが、僕はオンラインサロンや西野ブランドの宣伝として本を出版しているので、印税は要らないです。

僕のようなノベルティー作家の印税は、“その作品を売りたい人”を増やす為に使うのが正解だと思います。
ここまでは、なんとなく分かりますよね?

絵本3.0

クラウドファンディングで資金を集めて、クラウドソーシングでスタッフを集めて超分業制で作った『えんとつ町のプペル』が「絵本2.0」なら、印税の仕組みから整理して、絵本に音楽をのせた『チックタック ~約束の時計台~』は「絵本3.0」。

「曲を聴く→絵本購入」の流れもあれば、「絵本を読んだ→曲を聴く」の流れも作った方がいいと思うので、最後のページには『YouTube動画の案内』と『主題歌の歌詞』と『楽譜』を載せようと思っています。

『チックタック ~約束の時計台~』でコラボさせていただく大物アーティストさんが本当に大物アーティストさんなので、この前例(信用)さえ作ってしまえば、今後も、いろんなアーティストさんとコラボしていけると思います。
『チックタック ~約束の時計台~』の発売は2019年4月末を予定しています。
100万部を本気で狙いにいきます。

そこに向けて、「こんな仕掛け、面白いかもー」というアイデアがあったら、聞かせてください(*^^*)

以上、2018年12月23日(日)に西野亮廣エンタメ研究所で投稿された記事でした。

次回予告

世界で最も使用されているであろう記数法は『十進法』。

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