全世代を狙う!

[1年前の西野亮廣エンタメ研究所の記事]

こんにちは、財前です。
今回も、西野亮廣さんが過去にサロン内で公開された記事を載せたいと思います。

オンラインサロン 投稿日2018年11月26日(月)

おはようございます。
西野こと、ほぼチェ・ゲバラです。
昨日・一昨日と幻冬舎に缶詰めになって最新刊『ほんやのポンチョ』5000冊にサイン入れ。

サインを入れながら、次々々回作の絵本『走れ!デイドリッパー号(仮)』のストーリーを袖山さんにお話しさせてもらったところ、メチャクチャ好評だったので、年明けからボチボチ制作をスタートさせようなぁと思っとります。
知っている人も知らない人もいると思いますが、僕の絵本は全て繋がっていて(『えんとつ町のプペル』は第4話)、最後にすべて回収します。

全て書き終えるまでに、あと20~30年ぐらいかかると思います。
『走れ!デイドリッパー号』には、僕の処女作『Dr.インクの星空キネマ』の主人公の「Dr.インク」と「マルタ・サンポーニャ」が出てきます。
あと、「えんとつ町」も出てきます。
「ここで、きたかぁ~!」という鳥肌モノのブチ込み方をお見せするので、お楽しみに。
発売は3年後とかだと思います。

全世代を狙う

さて、最新作『ほんやのポンチョ』ですが、こちらはこれまでの作品と大きく違って、ゴリゴリの児童書です。
圧倒的に文字が少ないっす。
ページも20ページほど。

ぶっちゃけ、絵本なんてビジュアルなので(ストーリーなんて後々理解できればいい)、大雑把な絵が好きな子もいるし、描き込んだ絵が好きな子もいて、『対象年齢』なんて存在しないのですが、子供ではなく親御さんの方が「描き込んだ絵本は子供には難しい!子供はフワフワしてて丸くてカラフルなモノが好き!」という謎のブロックをかけてしまい、『えんとつ町のプペル』なんかは購入対象から外されてしまいます。
なので今回は「この絵本は3歳の子でも分かりますかね?」とゴタゴタ訊かれないように、“いわゆる児童向け”の作品を作ってみました。

コチラのYouTubeをお子さんに見せて、お子さんがハマったら買ってください(*^^*)↓

youtu.be

 

『新世界』しかり、これまでとはまったく違う層(個人的には苦手な層)に球を投げているので、本の売り上げが落ちようが全然問題なくて(いや、それでも頑張るよ)、それより何より大切なのは、前から繰り返しお伝えしているとおり「各世代をおさえる」ことです。

『ほんやのポンチョ』で児童層を、
『えんとつ町のプペル』で小学生以上&主婦層を、
『カジサック』で中高生を、
『西野亮廣』で大学生以上のビジネス層を、
おさえにいきます。

こうやってみると、女子層がまったくおさえられていないことが分かります。
美容とかダイエットとか、よく分からない。
助けてください。
とりあえず、ハンサムInstagramを頑張ってみます。
狙うのは世代だけじゃなく…

『エンタメ研究所MAP』で、サロンメンバーのお店の売り上げを具体的に伸ばして、「店長層」も狙いにいきます。
約束どおり、今年の年末までにはサロンメンバーを1万5000人にして、「ん?食べログに登録するより、エンタメ研究所に参加した方が広告効果があるんじゃねぇの?」の空気を作ってみます。

たぶん、サロンメンバーの3万人ぐらいまでは僕のマンパワーでいけるのですが、そこから先は、『エンタメ研究所MAP』のような生活に直接絡んでくるサービスの力が必要なんだろうなぁと思っています。

サロンメンバーが10万人になったら、サロン限定公開の映画を作ります。
分業制の絵本しかり、レターポットしかり、しるし書店しかり、ひな段の外しかり…これまで競合がいないところでエッサホイサとやってきましたが、いいかげん人数も揃ってきたので、そろそろ競合がひしめき合っているところに行っても、そこそこ戦えんじゃないかなぁと思っておりまして、そろそろオーソドックスな生活必需品に手を出す頃かもしれません。

昨日、取締役の矢崎さんに「矢崎さん、僕、そろそろ毎年発売される『手帳』とかに手を出したいんですけど、作れますかね?」と訊いたら、「ウチ(フェリシモ)、そういうの得意ですね」と。
エンタメ研究所(orおとぎ町)印の『手帳』や『カレンダー』や、その他の日用品(消耗品)を、そろそろ攻めたいっす。
宜しくでーす!

【業務連絡】
田村Pへ。
そろそろ社員を一人雇って、オリジナル手帳を開発&販売するチームを作った方がいいと思うんですが、どうですかね?
はやく、やってくださいよ。

以上、2018年11月26日(月)に西野亮廣エンタメ研究所で投稿された記事でした。

次回予告

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