人気をどうビジネスにするか?

[1年前の西野亮廣エンタメ研究所の記事]

こんにちは、財前です。
今回も、西野亮廣さんが過去にサロン内で公開された記事を載せたいと思います。

オンラインサロン 投稿日2018年11月27日(火)

おはようございます。
「馬の耳に念仏」という言葉がありますが、ほとんどの人が念仏の意味なんてわかっていないはずなので、この言葉をえらそうに言うやつはバカだと思っている西野です。
さて。

このサロンにいらっしゃるメンバーからしてみると、耳にタコができるくらい聞いていると思うので、いまさらかよと思うかもしれませんが、認知と人気は違うという話があります。

詳しいことは以下のブログを読んでもらうとして。
キングコング 西野 公式ブログ - 『認知』と『人気』の違い。

lineblog.me


2018年も終わりに近づきつつありますが、周りでもオンラインサロンがアホみたいに増えてきていて、ようやく西野のやっていることが正しかったとみんな理解し始めているようです。

しかし、僕からしてみると、「認知より人気を高めて、オンラインサロンにファンを集めて、そこをお金を生み出す場所にする」というのはもう何年も前からやっていることで、これをやること自体にはもう興味はありません。ある意味、やり方はほぼ理解したので、あとはやるだけで10万人くらいまでは余裕でいけるだろと思っています。

今興味があるのは「認知が高い有名人から脱出して、人気を取ることに専念した人たちをどう支援する場を作るか」ということです。

人気をどうビジネスにするか?

このように、人気がある人は、オンラインサロンを有料にしてお金を稼げばいいじゃん、と思う人もいるかもしれませんが、そう簡単にはいきません。
このサロンが成功しているのは、日本屈指のベストセラー作家である僕が、毎日メンヘラのように長文を投稿していて、それを読むだけでも十分1000円の価値があるからです。

ほとんどの人は、そんなにおもしろいことを毎日投稿することができません。西野だからできているだけです。なので、別のやり方を考える必要があります。
そこで、認知はないけど熱烈なファンがいるような、まだ声の小さい人たちを救うために、以下のようなことを考えています。

やり方は以下です。

①『SILIHAT』により、声の小さい人でもお金が集まるクラウドファンディングサイトを実現する
クラウドファンディングは声の大きい人たちにとって有利なサービスですが、声の小さい人たちにとってはまだお金が集めやすいサービスとは言えません。
SILKHATなら、西野の拡散力や、サロンメンバーの協力によって、良い案件であれば広げることができます。

このサービスにより「点」のビジネスはすることはできます。何か大きな花火を打ち上げたいときにはここを使ってもらいます。

②レターポットにより、やり取りをするだけでも価値を生み出す
SILKHATは大きなアクションをするときには非常に有効ですが、日常的にお金を稼ぐことはできません。そのままだと、結局、人気につながらない仕事などをする羽目になり、時間の無駄です。

そこで、たとえばレターポットを使って、ファンから質問を受け付け、それを回答をすることで価値を貯められるようなことをできるようにします。もちろん、質問と回答のようにファンが得するものじゃなくて、単なる応援メッセージでもいいわけです。

③独自のオンラインサロンの仕組みを提供
しかし、この2つだけでは収入は安定しません。そこでオンラインサロンです。
今のオンラインサロンの仕組みでは、上で書いたように西野くらいのスキルがないと維持することができません。そこを解決した仕組みを作ります。

オンラインサロンで失敗するよくあるパターンが「やたらとサロンメンバーに活動を要求すること」です。これは短期的には盛り上がりますが、だいたいの人はそんなに活動できないわけですね。それよりも、ちゃんとコンテンツを提供し続けるのが大事だと思います。

そこで、文章が書くのが苦手な人とかでも簡単にファンに対してコンテンツを作れる新しいオンラインサロンサービスを作ろうと思います。具体的にどうすればいいかは、このサロンメンバーが考えてくれるはずなので心配していません。

この3つを完全に提供することによって、認知ビジネスから人気ビジネスに舵を切るあらゆる人たちが、今よりももっといい感じに活動できる場をつくりたいと思っています。
よろ!

以上、2018年11月27日(火)に西野亮廣エンタメ研究所で投稿された記事でした。

次回予告


オンラインサロン業界はサイレントマジョリティーを押さえたもん勝ち。

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