確実に失敗する人がやっている2つのコト

[1年前の西野亮廣エンタメ研究所の記事]
こんにちは、財前です。
今回も、西野亮廣さんが過去にサロン内で公開された記事を載せたいと思います。

オンラインサロン 投稿日2018年10月15日(月)

おはようございます。
ポテトサラダを考案してくださった方に一度キチンと御礼を申し上げたい西野です。
毎日、たくさんのアイデアに触れて、たくさんの挑戦に立ち会って、『成功する人』と『失敗する人』をたくさん見ています。
継続的な『成功』と、継続的な『失敗』には、理由と原因がキチンとあって、そこを把握しておくと、成功確度がグンと上がるので、今日は、あらためて、『確実に失敗する人がやっている②つのコト』をお伝えしたいと思います。

①今の自分に許されている時間を把握していない

ごらんのとおり、僕は毎朝ここて長文を炸裂させていますが、それが許されているのは『西野亮廣エンタメ研究所』であるからで、インド人相手に、この尺の文章を炸裂させると「長げぇよ。お前、誰だよ」で終わりです。
それが、「ついに戦争を終わらせるような画期的なアイデアであろうと」です。
今の自分に許されているプレゼン時間があって、それは自分の知名度によっても変わってきますし、プレゼンする場所によっても変わってきます。
失敗する人は、ここが地獄的に見えていなくて、『ツカミ』も何もなく、自分の想いを全てブチ込んできます。
酷い時には、5~6ページにわたるプレゼン資料(ゴミ)を渡してきたりします。
自分のサイズの把握と、「相手の時間を奪っている」という自覚と配慮に欠ける人間が作るモノが、人々の胸をうつわけがないので、内容を聞く前に、その時点でアウトです。

②知識がないのにオリジナリティーを出す

この手のバカは本当に多いです。
僕は講演会の主催を一般の方に委ねるのですが、運営知識のない素人がオリジナリティーを炸裂させた時は、毎度、地獄みてーな雰囲気になります。
一応、喋りのプロなので、マイナス200点ぐらいからスタートした講演を最終的は60点ぐらいまでは引き上げて終わりますが、運営が余計な演出さえしなければ、120点で終われます。
バカというのは本当にバカなので、自分が思いついたアイデアを「自分だけが思いついたアイデア」と信じてしまい、「すでに、このアイデアは思いつかれていて、もろもろ試された上で、世の中から無くなった」というところまで頭が働きません。
もっと言うと、バカは「逆張りしがち」ですね。
逆張りすることで自分のポジションを確保しようとするのですが、「最高」の逆張りは「最低」で、こんなことを言っちゃうのもアレですが、今、世の中にあるモノは試行錯誤が繰り返されて残ったモノなので、結構「最高」です。
ステージに登場する時は、出囃しが鳴って、ステージ袖から登場するのが「最高」です。
これを超えるには西野ぐらいの経験と知識と凄まじい才能がないと厳しいので、「イイものはイイ」と認める素直さが大切です。
以上、『確実に失敗する人がやっている②つのこと』でした。


【お知らせです】
『えんとつ町のプペル美術館を作りたい!』のリターンの「西野が会議に参加する権」を購入された方へ。
会議の参加はクラウドファンディングの終了翌日からスタートしたいので、先に、スケジュールを決めておきたいと思います。
近々、スケジュール確認のメールを送らせていただきますので、ご確認くださーい。

以上、2018年10月15日(月)に西野亮廣エンタメ研究所で投稿された記事でした。

次回予告

キングコング梶原さんに「YouTubeを本気でやった方がいいよ」と言ったのは、今から5~6年前。

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