『紙の本』の価値はどこだ?

[1年前の西野亮廣エンタメ研究所の記事]

こんにちは、財前です。
今回も、西野亮廣さんが過去にサロン内で公開された記事を載せたいと思います。

オンラインサロン 投稿日2018年12月5日(水)

こんにちは。
コンビニでチクワを買ったら、レジ機に何故か「20歳以上ですか?」と年齢確認をされて、『YES』を押した直後に、隣のレジだったことに気がついた西野です。
隣のレジに並んでいたオジサンに会釈をされました。

今朝、たしかに記事を投稿したハズなのに、反映されておらず、せっかく書いた長文が丸々無くなっていて、絶望の中、リベンジしております。
さて。

ありがたいことに本を出版する機会に恵まれ、今後も本を出版し続けていくと思うので、ここらで『紙の本』の価値についてあらためて考えてみたところ、一つの仮説に辿りついたので、今日は、そちらを皆様に共有します。
実に「西野っぽい」仮説です。

『紙の本』の価値はどこだ?

YouTubeやSNSでレビュー(内容&感想)があがっている上に、加えて僕の本は撮影&コピペ全然オッケーなので、『機密性』という点では、昔の紙の本に比べで、現代の紙の本は価値が下がっていると思います。

「持ち運び」という点では、やっぱり電子書籍に軍配が上がってしまいます。
となってくると『紙の本』の価値(アドバンテージ)は何なのでしょうか?

僕は以下の3つかなぁと思いました。
①マインドシェアをとれる
②途中から読みやすい
③スマホを奪わない
…順に説明します。

①マインドシェアをとれる

たとえば、『新世界』を鞄から取り出す時に、読者は一瞬、キングコング西野のことを考えます。
これが、電子書籍だと、そうはいきません。

紙の本を持ってもらうことで、“キングコング西野のことを考えてもらう時間が増やせる”わけですね。
これは紙の本の大きなアドバンテージだと思います。

②途中から読みやすい

たとえばFacebookに投稿された3万字の文章を読んでいて、一旦スマホを閉じて休憩してしまうと、続きを読む時には、さっき読んでいたところまで延々スクロールしなくてはなりません。

これか紙の本だと、一旦閉じる際に、折り目か『しおり』を挟んでおくと、続きを読む時に、さっき読んでいたところがパッと見で分かるので、スクロールする必要などありません。
当たり前すぎて、流しがちですが、紙の本は途中から読みやすいです。

③スマホを奪わない

紙の本は、本を読みながら、LINEを打つことがでにます。
読んでいる途中に気になったページを写真に撮って、Instagramにアップすることもできます。

これが(スマホの)ネットニュースに投稿された文章だと、そうは行きません。
お目当ての女の子からLINEがきた時に、一旦ページを閉じなきゃいけなくて、再開時には地獄スクロール。
紙の本はスマホを奪わないから最高です。

以上のこと(とくに②と③)を踏まえて、ボク、面白いことを思いついたんです……

「大ヒット中の『新世界』をネットて全ページ無料公開しても、売り上げが落ちないどころか、売り上げが伸びる」という仮説です。
全ページ無料公開されたビジネス書を読みきるまでの3~4時間(読むのが遅い人は1日~2日)スマホ開きっぱなしはさすがにありえなくて、途中まで読んで、また続きを読もうと思ったら、さっき読んだところまで延々とスクロールしなくちゃいけない。

こうなってくると、読み手の心の中にある選択肢は二つだと思います。
「面倒くせーから、読むのをやめる」
「面倒くせーから、紙の本を買う」
読むのをやめてもらえればネタバレしないし、
買ってもらえれば万々歳。

どちらに転ぼうが、売り上げが落ちることはない(その可能性は極めて低い)。
一番面白いのは、「売り上げが落ち着いた頃にやる」ではなくて、「ヒットしている最中にやる」だと思います。
どう思います?

「どう思います?」と何も、もうボクの中で答えはまとまっているんだけども(^o^)v
仕掛けてやろうと思います。

【追伸】
さっき、幻冬舎の舘野さんと話してて、28日の忘年会の余興で生まれてはじめてラップに挑戦するんだって(^o^)v

『純恋歌』
皆、歌を覚えて、客席からサポートしてあげてネ!ボクも客席で熱唱する!!

以上、2018年12月5日(水)に西野亮廣エンタメ研究所で投稿された記事でした。

次回予告

『絵本』と『音楽』のコラボの正解は?

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オンラインサロン業界はサイレントマジョリティーを押さえたもん勝ち

[1年前の西野亮廣エンタメ研究所の記事]

こんにちは、財前です。
今回も、西野亮廣さんが過去にサロン内で公開された記事を載せたいと思います。

オンラインサロン 投稿日2018年12月1日(土)

おはようございます。
世界で一番面白くなりたい西野でーーす!!
一昨日の『アメトーーク』の放送を受けて、サロンメンバーが一晩で500人ほど増えました。

「オンラインサロンって何なの?」と興味半分で入ってくださった方もいらっしゃると思うので(大歓迎っす)、ここで、あらためて『西野亮廣エンタメ研究所』のルールを共有しておきたいと思います。
まず、大前提として、『西野亮廣エンタメ研究所』はROM専(読むだけでアクションを起こさない人)は大歓迎で、14000人のうちの9割はROM専で、僕はそれでイイと思っています。

事情があって行動を起こせない人がいて、そういった人達が「うしろめたさ」を感じてしまう空間にだけは絶対にしたくないです。
月額1000円は僕の毎朝の記事に発生していて、新聞を読むノリで「へぇー、今のエンタメの最前線では、こんなことが起こってるのねー」と読んでいただいたら嬉しいです。
『いいね』を押さなきゃいけないこともないし、『コメント』を入れなきゃいけないこともありません。

Webサービスでは、どうしても「アクティブユーザー」に目が向けられますが、込み入った話をすると「オンラインサロン業界はサイレントマジョリティーを押さえたもん勝ち」だと僕は思っているので、静観しておきたい人は引き続き静観していただいて、アクティブなメンバーは、無理に他のメンバーのケツを叩くようなことはしないでいただきたいです。

ただ読んでいるだけでもベラボーに面白いコンテンツを毎朝お届けするので、その辺はNSC(吉本興業の養成所)の講師陣に「20年に一人の天才」と言わしめたキングコング西野を信用してください(*^^*)

虎の威を借りて自分ルールを作りはじめる古参はクソ!クソ中のクソ!!

昔から応援してくださっている方には本当に(本当に!)感謝しています。
ただ、応援歴に合わせて上下関係を作ってしまうコミュニティーは本当に最悪で、「にわか」を否定した瞬間にコミュニティーの崩壊が始まることは歴史が証明しているので、昔からいるメンバーも、昨日入ってきてくれたメンバーも全員フラットであることを心がけていきたいです。

ときどき、皆の場所(スナック『Candy』や会議室や個展会場)を自分のモノのように扱い始める古参メンバーがいて、そういう人は一発退会っす。
自分で家賃を払って、自分の空間を作って、そちらで自由になさってください。

フォローしてあげて

サロンメンバーがナメたマネをすると、僕、普通に怒ります。
そもそも「ファン」だと思ってないので、後輩やスタッフに怒るぐらいの距離感で怒ります。
だって僕は一緒に前に進みたいし、エンタメの世界のトップの景色を一緒に見たいから。

「そんなことをしてたら、あそこに辿りつかないじゃないか!仲間が死ぬじゃないか!」と怒ります。
ただ、それが「ミス」であれば、僕はその人を切り捨てることは絶対にしないし、怒ったところで、糞味噌に忙しいので翌朝には完全に忘れていることをお約束します。

そして、もう一つ。
僕が特定のメンバーを怒ったら、そのメンバーはもう十分すぎるほど制裁を受けているので、「そうだそうだ!」と僕に続くのではなくて、僕以外の全員は、僕に怒られたメンバーを全力でフォローしてあげて欲しいです。
なんなら、呑みに連れてってあげて欲しいです。

『西野にガチクソに怒られた○○君を慰める会』を企画してくだされば、スナック『Candy』を貸し切りでご提供します。
一人として見捨てちゃダメです。
宜しくです。

すべての挑戦者を肯定しよう

「サイレントマジョリティー万歳」的なことを書きましたが、中には、勇気を振り絞って声をあげるメンバーもいて、そういう人たちは往々にして外の世界で村八分に遭っているので、もちろんダメなことに対しては「ダメ」と正直に伝えた上で、根底は、徹底的に肯定してあげて欲しいです。

んでもって、挑戦して失敗して帰ってきたら、「また挑戦しよう」と思えるぐらい笑い飛ばしてやって欲しいです。
僕の友達が僕にやってくれていることが、それです。
メチャクチャ助けられるんです、あれ。

当面のゴールを言っておくね

とりいそぎ『西野亮廣エンタメ研究所』のメンバーを10万人にして、ここを「メディア」にして、サロン内でしか見れないコンテンツ(サロン限定絵本やサロン限定ドラマやサロン限定映画)などを充実させて、そこで強いコンテンツが生まれれば海外に売りに行こうと思います。

事務所やテレビが僕に対してマウントをとるようなマネをしたら、僕はすぐに事務所やテレビを辞めますが、「一緒に面白いモノを作ろう!」という姿勢で付き合ってくれる限りは、めいっぱい応援したいので、事務所やテレビといったメディアと二人三脚でやっていきたいです。

テレビがYouTubeをライバル視(敵対視)してるのとか超ダセーと思っていて、まさか自分はそうはなりたくないので、他のメディアとは衝突せず、一番イイ落としどころを探しながら、前に進みたいです。
ちなみにディズニーから話をいただいたら、2秒で飛び付きます(*^^*)

さいごに…

新規メンバーも増えて、ここらであらためて足並みを揃えておく必要があると思ったので、今朝の記事は『西野亮廣エンタメ研究所』の取扱説明書みたいな内容になってしまいました。
明日から、また面白い記事をブチ込んでいくので、ご容赦ください。
一番面白くなりましょう(*^^*)

【追伸】
12月28日に東京で開催される『天才万博 ~エンタメ研究所大忘年会~』のチケットが残り僅からしいです。
お早めに!

以上、2018年12月1日(土)に西野亮廣エンタメ研究所で投稿された記事でした。

次回予告

『紙の本』の価値はどこだ?

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人気をどうビジネスにするか?

[1年前の西野亮廣エンタメ研究所の記事]

こんにちは、財前です。
今回も、西野亮廣さんが過去にサロン内で公開された記事を載せたいと思います。

オンラインサロン 投稿日2018年11月27日(火)

おはようございます。
「馬の耳に念仏」という言葉がありますが、ほとんどの人が念仏の意味なんてわかっていないはずなので、この言葉をえらそうに言うやつはバカだと思っている西野です。
さて。

このサロンにいらっしゃるメンバーからしてみると、耳にタコができるくらい聞いていると思うので、いまさらかよと思うかもしれませんが、認知と人気は違うという話があります。

詳しいことは以下のブログを読んでもらうとして。
キングコング 西野 公式ブログ - 『認知』と『人気』の違い。

lineblog.me


2018年も終わりに近づきつつありますが、周りでもオンラインサロンがアホみたいに増えてきていて、ようやく西野のやっていることが正しかったとみんな理解し始めているようです。

しかし、僕からしてみると、「認知より人気を高めて、オンラインサロンにファンを集めて、そこをお金を生み出す場所にする」というのはもう何年も前からやっていることで、これをやること自体にはもう興味はありません。ある意味、やり方はほぼ理解したので、あとはやるだけで10万人くらいまでは余裕でいけるだろと思っています。

今興味があるのは「認知が高い有名人から脱出して、人気を取ることに専念した人たちをどう支援する場を作るか」ということです。

人気をどうビジネスにするか?

このように、人気がある人は、オンラインサロンを有料にしてお金を稼げばいいじゃん、と思う人もいるかもしれませんが、そう簡単にはいきません。
このサロンが成功しているのは、日本屈指のベストセラー作家である僕が、毎日メンヘラのように長文を投稿していて、それを読むだけでも十分1000円の価値があるからです。

ほとんどの人は、そんなにおもしろいことを毎日投稿することができません。西野だからできているだけです。なので、別のやり方を考える必要があります。
そこで、認知はないけど熱烈なファンがいるような、まだ声の小さい人たちを救うために、以下のようなことを考えています。

やり方は以下です。

①『SILIHAT』により、声の小さい人でもお金が集まるクラウドファンディングサイトを実現する
クラウドファンディングは声の大きい人たちにとって有利なサービスですが、声の小さい人たちにとってはまだお金が集めやすいサービスとは言えません。
SILKHATなら、西野の拡散力や、サロンメンバーの協力によって、良い案件であれば広げることができます。

このサービスにより「点」のビジネスはすることはできます。何か大きな花火を打ち上げたいときにはここを使ってもらいます。

②レターポットにより、やり取りをするだけでも価値を生み出す
SILKHATは大きなアクションをするときには非常に有効ですが、日常的にお金を稼ぐことはできません。そのままだと、結局、人気につながらない仕事などをする羽目になり、時間の無駄です。

そこで、たとえばレターポットを使って、ファンから質問を受け付け、それを回答をすることで価値を貯められるようなことをできるようにします。もちろん、質問と回答のようにファンが得するものじゃなくて、単なる応援メッセージでもいいわけです。

③独自のオンラインサロンの仕組みを提供
しかし、この2つだけでは収入は安定しません。そこでオンラインサロンです。
今のオンラインサロンの仕組みでは、上で書いたように西野くらいのスキルがないと維持することができません。そこを解決した仕組みを作ります。

オンラインサロンで失敗するよくあるパターンが「やたらとサロンメンバーに活動を要求すること」です。これは短期的には盛り上がりますが、だいたいの人はそんなに活動できないわけですね。それよりも、ちゃんとコンテンツを提供し続けるのが大事だと思います。

そこで、文章が書くのが苦手な人とかでも簡単にファンに対してコンテンツを作れる新しいオンラインサロンサービスを作ろうと思います。具体的にどうすればいいかは、このサロンメンバーが考えてくれるはずなので心配していません。

この3つを完全に提供することによって、認知ビジネスから人気ビジネスに舵を切るあらゆる人たちが、今よりももっといい感じに活動できる場をつくりたいと思っています。
よろ!

以上、2018年11月27日(火)に西野亮廣エンタメ研究所で投稿された記事でした。

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オンラインサロン業界はサイレントマジョリティーを押さえたもん勝ち。

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全世代を狙う!

[1年前の西野亮廣エンタメ研究所の記事]

こんにちは、財前です。
今回も、西野亮廣さんが過去にサロン内で公開された記事を載せたいと思います。

オンラインサロン 投稿日2018年11月26日(月)

おはようございます。
西野こと、ほぼチェ・ゲバラです。
昨日・一昨日と幻冬舎に缶詰めになって最新刊『ほんやのポンチョ』5000冊にサイン入れ。

サインを入れながら、次々々回作の絵本『走れ!デイドリッパー号(仮)』のストーリーを袖山さんにお話しさせてもらったところ、メチャクチャ好評だったので、年明けからボチボチ制作をスタートさせようなぁと思っとります。
知っている人も知らない人もいると思いますが、僕の絵本は全て繋がっていて(『えんとつ町のプペル』は第4話)、最後にすべて回収します。

全て書き終えるまでに、あと20~30年ぐらいかかると思います。
『走れ!デイドリッパー号』には、僕の処女作『Dr.インクの星空キネマ』の主人公の「Dr.インク」と「マルタ・サンポーニャ」が出てきます。
あと、「えんとつ町」も出てきます。
「ここで、きたかぁ~!」という鳥肌モノのブチ込み方をお見せするので、お楽しみに。
発売は3年後とかだと思います。

全世代を狙う

さて、最新作『ほんやのポンチョ』ですが、こちらはこれまでの作品と大きく違って、ゴリゴリの児童書です。
圧倒的に文字が少ないっす。
ページも20ページほど。

ぶっちゃけ、絵本なんてビジュアルなので(ストーリーなんて後々理解できればいい)、大雑把な絵が好きな子もいるし、描き込んだ絵が好きな子もいて、『対象年齢』なんて存在しないのですが、子供ではなく親御さんの方が「描き込んだ絵本は子供には難しい!子供はフワフワしてて丸くてカラフルなモノが好き!」という謎のブロックをかけてしまい、『えんとつ町のプペル』なんかは購入対象から外されてしまいます。
なので今回は「この絵本は3歳の子でも分かりますかね?」とゴタゴタ訊かれないように、“いわゆる児童向け”の作品を作ってみました。

コチラのYouTubeをお子さんに見せて、お子さんがハマったら買ってください(*^^*)↓

youtu.be

 

『新世界』しかり、これまでとはまったく違う層(個人的には苦手な層)に球を投げているので、本の売り上げが落ちようが全然問題なくて(いや、それでも頑張るよ)、それより何より大切なのは、前から繰り返しお伝えしているとおり「各世代をおさえる」ことです。

『ほんやのポンチョ』で児童層を、
『えんとつ町のプペル』で小学生以上&主婦層を、
『カジサック』で中高生を、
『西野亮廣』で大学生以上のビジネス層を、
おさえにいきます。

こうやってみると、女子層がまったくおさえられていないことが分かります。
美容とかダイエットとか、よく分からない。
助けてください。
とりあえず、ハンサムInstagramを頑張ってみます。
狙うのは世代だけじゃなく…

『エンタメ研究所MAP』で、サロンメンバーのお店の売り上げを具体的に伸ばして、「店長層」も狙いにいきます。
約束どおり、今年の年末までにはサロンメンバーを1万5000人にして、「ん?食べログに登録するより、エンタメ研究所に参加した方が広告効果があるんじゃねぇの?」の空気を作ってみます。

たぶん、サロンメンバーの3万人ぐらいまでは僕のマンパワーでいけるのですが、そこから先は、『エンタメ研究所MAP』のような生活に直接絡んでくるサービスの力が必要なんだろうなぁと思っています。

サロンメンバーが10万人になったら、サロン限定公開の映画を作ります。
分業制の絵本しかり、レターポットしかり、しるし書店しかり、ひな段の外しかり…これまで競合がいないところでエッサホイサとやってきましたが、いいかげん人数も揃ってきたので、そろそろ競合がひしめき合っているところに行っても、そこそこ戦えんじゃないかなぁと思っておりまして、そろそろオーソドックスな生活必需品に手を出す頃かもしれません。

昨日、取締役の矢崎さんに「矢崎さん、僕、そろそろ毎年発売される『手帳』とかに手を出したいんですけど、作れますかね?」と訊いたら、「ウチ(フェリシモ)、そういうの得意ですね」と。
エンタメ研究所(orおとぎ町)印の『手帳』や『カレンダー』や、その他の日用品(消耗品)を、そろそろ攻めたいっす。
宜しくでーす!

【業務連絡】
田村Pへ。
そろそろ社員を一人雇って、オリジナル手帳を開発&販売するチームを作った方がいいと思うんですが、どうですかね?
はやく、やってくださいよ。

以上、2018年11月26日(月)に西野亮廣エンタメ研究所で投稿された記事でした。

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人気をどうビジネスにするか?

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映画『えんとつ町のプペル』のプロモーション

[1年前の西野亮廣エンタメ研究所の記事]

こんにちは、財前です。
今回も、西野亮廣さんが過去にサロン内で公開された記事を載せたいと思います。

オンラインサロン 投稿日2018年11月25日(日)

おはようございます。
マネージャーの須藤君から「西野さん、12月28日の忘年会のオープニングアクトの件ですが、ボク、松山千春よりも徳永英明を歌いたくなってきちゃいました。どうしましょう?」と悩みを相談されて、マジでどっちでもいいと思っている西野です。
さて。
昨夜は吉本のマネージャー陣&吉本の映画『えんとつ町のプペル』のプロデューサー陣と呑みに行きました。
日頃、いろんな活動をさせていただいておりますが、活動の基盤を支えてくれているのは他ならぬ吉本のマネージャー陣なので、「ここらでキチンと対話をしておこう」というのが目的です。

映画『えんとつ町のプペル』のプロモーション

①オーソドックスなプロモーションは全部やった上で、それに加えて、「映画『えんとつ町のプペル』のストーリーを西野が全部喋る会」は、どんどんやって、映画公開までに、映画『えんとつ町のプペル』のストーリーを知っている人を、少なくとも1万人ぐらいにはしておこうと思っております。
「完成版はどんなのかな?」という確認作業で映画館に足を運んでくださる方を最低1万人は作る、という話っす。

②映画『えんとつ町のプペル』の第一弾ポスター(「2020年公開」とだけ書かれているポスター)を作って、今のうちから全国の店舗に貼っておいてもらおうかなぁと思ってます。
この辺は、お店を経営しているサロンメンバーにおもくそ甘えるつもりなので、宜しくお願い致します。
宣伝臭の強いポスターではなく、貼っていてオシャレなポスターにします。

③SILKHATで、映画『えんとつ町のプペル』の宣伝費を集める企画を立ち上げて、リターンとして、映画『えんとつ町のプペル』の脚本をお送りしようかと思っております。
こちらもまた、事前に映画の内容を入れておいていただいて「完成版はどんなのかな?」という確認作業で映画館に足を運んでもらおうと思います。
表では、「映画『えんとつ町のプペル』の公開日は、ディズニーの中でも、ちょっと弱めのジャングル系の映画の真裏を狙って、勝つ!」とか何とか言ってますが、本音は、『アナと雪の女王2』と、宮崎駿さんの最新作と同じ年に公開して、ディズニーとジブリをまとめて一撃で仕留めたいと思っております。

もちろん、2020年の映画の観客動員数1位を本気で狙いにいくので、手伝ってね(*^^*)

おまけ 『大阪万博』

2025年の万国博覧会が大阪に決定しました。
7年後ということで、映画や美術館建設が終わって次に差し掛かっている時期で、個人的には、ちょうど脂がのっている時期かなぁと思っております。

大阪万博は吉本がゴリゴリに噛んでいて、マネージャーから「何かやりましょうよ」と言われたので、「シンボルタワー(太陽の搭的なヤツ)を作りたい」と返しておきました。

他に何ができるのか、まだ分からないので、もろもろ聞いときますね。
会場となる夢洲は「ゴミの島」なので、いろいろ絡められそうです(*^^*)
映画も万博も美術館も、普通に生きていれば携わることのない案件を、サロンメンバーの皆と共有していきたいなぁと思っております。
よろ!

【追伸】
12月28日は東京キネマ倶楽部で『天才万博 ~エンタメ研究所大忘年会~』が開催されます。当日、僕は、かなり早い段階で酔っ払ってると思います(*^^*)

以上、2018年11月25日(日)に西野亮廣エンタメ研究所で投稿された記事でした。

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全世代を狙う。

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コミュニティーの理想型

[1年前の西野亮廣エンタメ研究所の記事]

こんにちは、財前です。
今回も、西野亮廣さんが過去にサロン内で公開された記事を載せたいと思います。

オンラインサロン 投稿日2018年11月19日(月)

こんにちは。
勘違いしないでいただきたいのですが、私は胸の谷間が見えているお洋服よりも、身体のラインが出るセーターの方が好きなんです!西野です!

昨夜は、映画館で「映画『えんとつ町のプペル』のストーリーを西野が全部喋る会【満員御礼】」の後に、スタンダードブックストアさんで『西野亮廣エンタメ研究所』のメンバーと交流会。

なんか、もう、最高の流れでした。
映画のストーリーを話すイベントでは、今現在、できあがっている素材を見せつつ、講談師さながらスケベ西野が1時間半の大演説をするわけですが、ラストシーンでは号泣者続出で、「ああ、こうして作る過程から共有していくのって本当にいいなぁ」と、あらためて思った次第です。

今度、お近くで開催されることがあれば、是非、遊びにいらしてください。
絶対に損はさせませんし、ディズニー超えの体験を一人でも多くの人と共有したいです。

コミュニティーの理想型

イベント終わりで、サロンメンバーが待つスタンダードブックストアさんへGO!
大学生部のメンバーが「エンタメ研究所の文化祭を僕たち主導でやりたいっす!」と言ってきたので、勿論オッケー。

サロン内のイベントであれば、コケても致命傷にはならないので、資金繰りや集客を実践で勉強すればいいと思います。

僕は彼らの運営方法には口を挟みませんが、とはいえ、『西野亮廣エンタメ研究所』の文化祭なのめ、スケジュールを一日おさえて「お客さん」として参加することを約束します。

僕の会社で働きたい優秀なヤツがいたら、引っこ抜いてやろうと思ってます。
もし、皆様の元に大学生部から協力の打診がきたら、時には優しく、時には厳しく、接してあげてください(*^^*)

さて、そんな昨夜の交流会ですが、下に添付した写真を見て分かるとおり、「僕の話を全員が聞く」という形にはなっておらず、同じような志を持って、同じようなことを面白がっている「はじめまして」の人達が、各地で各々コミュニケーションをとっているんですね。

この同時多発的にコミュニケーションが発生している形が理想で、10万人を目指すコミュニティーを運営していく以上は、この形を突き詰めていきたいっす。
全国各地にあるスナック『Candy』が同時多発的にコミュニケーションが発生する装置として機能していると思うのですが、ああいった出会い&交流が深まる場所をもっと作った方がいいかもですね(*^^*)

サロンオーナーに必要な要素

サロンオーナーに必要な要素については最新刊『新世界』の方にもビッチリと書かせていただきましたが、あそこに、もう一つ付け加えるとしたら「ビジョン」ですね。

「そのサロンがどこに向かっていて、それが達成された時に、どんな世界になるのか?」という明確なビジョン。
これが無いと、ちと厳しいっすね。

一番やりがちで、確実に失敗するのは、サロンオーナーが自分の知識や技術を切り売りすることをメインコンテンツに据えているサロン。
スキルを切り売りしている時点で上下関係が発生して、サロンオーナーを応援する余白が削られてしまうし、「オーナー対その他」になってしまいますし、すべてが筒抜けの時代に『情報』は商品として弱すぎます。

もちろん『新鮮な情報』は魅力的なのですが、あくまでそれはサブコンテンツにしておいて、メインコンテンツは「サロンオーナーですら登り方が見えていない山に、皆で登る」にしておくと、イイ感じにチームがまとまってイイ感じになるかもしれませんね(*^^*)

スゲー臭いことを言うと、サロンオーナーは、「夢を語り続けなければならない」&「夢を語り続けることが許されるキャラクターにならないといけない」ですね。

エンターテイメントで世界を獲りたいです。
付き合ってください。

以上、2018年11月19日(月)に西野亮廣エンタメ研究所で投稿された記事でした。

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映画『えんとつ町のプペル』のプロモーション

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何の為の本なのか?

[1年前の西野亮廣エンタメ研究所の記事]

こんにちは、財前です。
今回も、西野亮廣さんが過去にサロン内で公開された記事を載せたいと思います。

オンラインサロン 投稿日2018年11月18日(日)

おはようございます。
次に5日程度しか店を開けず、海外で遊び呆けているスナック『Candy』のママが、「今月の売り上げ厳しいんです……」と頭を抱えていて、今年1番の「そりゃそうだろうよ!」をブチ込んだ西野です。

僕が考える【スナック『Candy』(五反田店)の経営が苦戦している原因と改善策】は以下の通りです。

【原因①】まともにお酒を売っていない
【改善策】お酒を売ればいいと思う
【原因②】スタッフのやる気がない
【改善策】やる気を出せばいいと思う
【原因③】そもそも店を開けていない
【改善策】開ければいいと思う
【原因④】社長とママが店をほったらかしてパラオに行く
【改善策】パラオに行かなかったらいいと思う
【原因⑤】社長が働かずにイルカに乗っている
【改善策】イルカから降りればいいと思う

これを受けて、ママが出した答えがコチラ↓

polca.jp

 

#このまま事業計画とか立てずに邁進してほしい
#来月もイルカに乗って欲しい

何の為の本なのか?

さすがに、お気づきだとは思いますが最新刊『新世界』は自分の考えを嘘偽りなく綴りつつも、裏テーマは「『西野亮廣エンタメ研究所』のCM」でして、つまるところ、「読み物として成立している本気のチラシ」ですね。

一発ヒットの印税なんて、翌年の税金の支払いが悪戯に膨れ上がるだけなので、印税は放棄して、広告費に回して、毎月コンスタントに入ってくる収入(僕の場合だと絵本や美術館の制作費)をとりにいっています。

「本を出した」「出した本が売れた」の次のステップの、「出した本が売れたことによって、どうなるの?」という落としどころをデザインしておくことが大切で、『オンラインサロン』や『自分の会社(サービス)』を持たない著者は、「ファンになってもらう」しかありません。

クリエイターとして生きていくのならば、「本を作って、売る」だけでなく、本を売った先の“落としどころ作り”と向き合うことから逃げちゃダメで…

たとえば、200万部超えの大ヒットとなった『キミたちはどう生きるか』を描いた漫画家の羽賀翔一さんは、あのやり方だと“本のヒットがファンの獲得に繋がっていない(作品と作者が紐付いていない)”ので、来年あたりから、クリエイターとしては、かなり厳しい生活になると思います。

本を作るのは大変だし、作った本を売るのはもっと大変です。
そのことに気を奪われて「ファンを作ること」をおろそかにしてしまうと、必ずどこかで活動がストップしてしまいます。

浮き沈みが必ずある水商売の世界で、沈んだ時に支えてくれるのは「ファン」なので。
ちなみに『革命のファンファーレ』は、すべてのクリエイターに向けた「君たちはどう生きるか?」です。
そんなこんなで、今夜はスタンダードブックストア心斎橋店で夜21時過ぎからサロンメンバー限定の交流会。

以上、2018年11月18日(日)に西野亮廣エンタメ研究所で投稿された記事でした。

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